ミッショントラブルの106 試走期間に入ります


順調に作業の進む106です。106用軽量フライホイールも組付けて、クラッチ機構も交換します。

106のMA型ミッションを降ろした際には、必ずここのピンとシールも交換しましょう。
シフトセレクタレバーのロックピンですが、ロックピンにガタが出てくると、シフトレバー側で左右方向にガタつきを感じる様になります。
ピン側に発生するガタはごく僅かですが、室内側ではレバー比の都合上増幅され大きなガタを感じる様になります。

マウント類も一新します。

トランスミッションのマウントの中には、スチールのスリーブが入っています。
これは、新品には含まれないので交換時には必ず移植する必要があります。

ごく稀に、このスリーブの入っていない車が見つかります。何かの際に交換した時に付け忘れているのですね。。


各部の組付けを終え、すこしの間リフト上でギヤを空回しします。

実走行37000キロ。非常に稀な個体です。

暫くの間、試運転を行います。今週末あたりにお客様にお返し出来そうです。

Written by Hashimoto

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