106ラリー ヒーターコアの予防交換


車検整備の106ラリー16Vは、年数経過の急なトラブルを避けるべく、最近作業頻度の高いヒーターコアの交換を行っています。
当然の如く室内ダッシュボードを外す必要があり、その後にヒータコアの納まるヒーターユニットを取り外します。
大物を外し、中物を外してくる感じで、作業を進めます。

今回のヒーターコアは、漏れの始まる前に交換を行う事が出来ました。
ですが、エンジンルームへと繋がりヒーターホースと接続する箇所は、樹脂劣化の兆候を感じました。

大物の分解には、小物を沢山外す必要があります。
106の室内樹脂部品は、耐久性が高く分解中に割れてしまうといったリスクが低いです。
これがあと何年かすれば、そのリスクも高まってくる事が予想できます。
そうなる前に、完了しておきたい作業の1つですね。

車には現在起きているトラブルを修理する内容と、未然に防ぐ意味での予防整備とがあります。
全てを予防的に対処が出来るのが理想ですが、突発性の内容も多々あります。
点検のお見積りの際には、そういった要素も含めてご案内をさせて頂いています。

Written by Hashimoto

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