フィアット500C ラジエタの交換と最終組み付け


クラッチの組み換え~アクチュエータの交換・サブフレーム周りの組み付けを終えたフィアット500Cです。残す作業は、サブタンク破損の回避をすべくラジエータの予防交換です。昨年の夏は1.2と1.4チンクのラジエタトラブルが続出した年でした。不意のトラブルを防ぐべくの今回の作業です。ラジエタトラブルは突発的に発生し、自走不可能なレベルの事態が発生しますので要注意です。

画像は、コアサポートアッセンブリからクーラーコンデンサとラジエタ及び電動ファンを取り払った状態です。ここの設計はとても効率的に出来ていまして、車両側からの取り外しをし易い設計となっています。ただし、色んな物が一か所に集中して組み付けられている為重たいです。この作業を行っているリフトの頭上にはホイストを設置しているので上から吊り下げて分解を進めます。

新しいラジエタを組み付けて、各部の復旧を行います。

新品のアクチュエータに入っているオイルは当然ながら綺麗です。


組み付けの際にはラジエタホースの交換も行いました。冷却系統の安心感が格段に向上し、安心です。クーラントの交換・エアコンガスとオイルの封入を行い、デュアロジックのイニシャルを終え、残すは4輪アライメントの作業です。


1200ccのエンジン性能を引き立たせるパーツもてんこ盛りです。レデューサ・V-UP16・MSA どれもがエンジン性能を引き出す要素です。小排気量NAエンジン、良いです。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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