プントHGT GF-188A1 各部のメンテナンス開始
先ずはオルタネータの交換から


プントHGTの作業をスタートしました。こちらのプントは、新車からワンオーナー。とても大切に乗られてきた1台です。随所にカスタマイズを施し、この時代ならではの尖った仕立てに仕上がっています。大昔に組み込んだファイナルギヤのローギヤ化がこのプントの性格を決定づけると言っても過言では無いでしょう。高速走行こそ苦手ですが、各ギヤを使い切れる素早い吹き上がりは、ついつい高回転まで回したくなるホット・イタリアン仕様です。

昨年のお伝え事項として「オルタネータの交換をそろそろ」とありまして。今回はその部分より作業に着手しました。オルタネータは、サブフレームとドライブシャフトに遮られ、取り出すことが出来ませんので、サブフレームを取り外して作業を行います。



現在、日本仕様と同一サイズは入手が出来ない為、DENSO製オルタネータを手配しました。そこまで大きな差はありませんが、新品の安心感は大きいです。
年数がたてば、オルタネータをはじめとし電装部品は予防交換が正しい選択と言えます。この他にも、燃料ポンプ・スタータモータ・クーリングファン・イグニションコイル 辺りは代表的な主要電装品では無いでしょうか。永くこの先を楽しむには避けては通れぬ道ですね。
当社では、その車のコンディションに合わせて予防的に部品交換をご案内させて頂いています。ご予算の必要な話にはなりますが、安心を得ると言う意味では非常に重要な作業です。

いつまでも良い状態で乗れる様、最善のアドバイスをさせて頂いています。
Written by Hashimoto

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