FIAT500Xのタイヤ交換 パイロットスポーツ4装着

先日お預かりし様々なメンテナンスを行わせて頂いたフィアット500Xですが、今後の整備としてご案内していたタイヤ交換をさっそくですが行わせていただきました。

500Xという名の通り500よりもXサイズに大きくなった車両に装着されるタイヤも当然大きくなり18インチが純正サイズとなります。

今回取り付けるタイヤはミシュランのパイロットスポーツ4

スポーツという名が付いておりハードなグリップ感や乗り心地をイメージしてしまいがちですが、しなやかかつ安心感のある乗り心地を提供してくれ幅広い車種にオススメのタイヤになります。

左右非対称のトレッドパターンは縦に大きなグルーブがあり、そこから横に伸びたスリットの数も多く高い排水性が伺えます。

交換を行う際はリム部に残ったタイヤカスもしっかりと取り除いてから組付けます。

タイヤエアーは窒素ガスを充填。

エアー漏れが減り、温度変化による圧力変化が少ないので空気圧も安定。

水分も含まず酸化防止の効果もありタイヤの劣化を遅らせるなど様々なメリットがあります。

 

バランス調整を行いタイヤ交換が終わったら車両にホイールを取り付け、とここで交換後の試運転をする前に行わなきゃいけない作業があります。

最近の車に標準装備される空気圧センサーのリセットです。

ホイールにセンサーがついているわけでは無く、車側のABSの車速センサーを使い、その左右差や設定値の差から外形の変化を読み取り、警告灯が点灯する仕組みとなっています。このリセット作業を怠ると、交換前のタイヤ外形からの変化を読み取ることになり、空気圧が低下していなくても警告灯が点灯してしまいます。

 

タイヤ交換ではなく、空気圧調整で空気圧を高めた場合でも警告灯が付く可能性もありますので、空気圧調整行った際にはリセットしておくと安心ですね。

車種によりリセット方法も様々で、取り扱い説明書を見ながら操作方法を確認しながら設定しなおし、試運転&ホイールボルトの増し締めを行えばタイヤ交換完了です。

 

ここ数年暑い季節になるとゲリラ豪雨などの大雨が多くなり、擦り減ったタイヤでの走行は非常に危険です、車を洗車した際などタイヤの残り溝の確認も行い、安心・安全にドライブ出来るようにしていきましょう。

 

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