工場通信

RCZは 整備性の良い環境で水廻りの作業を進めます


テンロクターボの泣き所とも言える、エンジン冷却系統の整備を同時に進めて参ります。
ウォータポンプ・ウォータパイプ・クーラントタンク・サーモスタット・ウォーターホース と交換対象の部品点数は複数ある事で有名です。殆どのパーツ構成を樹脂製としているため、耐久性が乏しいのが理由です。
特に、エンジンブロック裏側を通るウォータパイプは、フレーム・ミッション・サーモスタットの取り外しを終えた状態であれば、交換作業が非常にスムーズに行えます。

トランスミッションが不在の間に、サーモスタットを取り外します。

コチラは逆側でもありますが、クランクプーリ側です。画像に写るウォータホースは、微量なオイル漏れが付着し、ホース素材がふやけていました。オイルを吸収したゴムホースは、柔らかく変質しますので、冷却系統の圧力によっては突然にホースの破断も起こりえます。

ウォータポンプには、若干ですが水漏れを起こした痕跡も確認出来ています。


効率よく作業を進めていきます。
Written by Hashimoto

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