イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

アルファロメオ ミト レデューサとステージ1メンテナンスは新車のファーストステップチューニングです。

新車同然のお車にお乗りのお客様より、ご依頼を頂きました。
車輌はアルファロメオ ミト コンペティツォーネ 走行距離1140キロ 昨年末に納車されたばかりのお車です。
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今回のご依頼は、マルチエアー用クワッドリードレデューサステージ1メンテナンスです。

まずは、レデューサをフィッティングしましょう。
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今回は、ボディカラーに合わせたスペシャルバージョンをご用意しました。
レデューサのボディ本体も、マイナーチェンジにより仕様変更されているのです。
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出口側がボディ本体の横方向に出せるようになっています。
こうする事で、スペースの少ない車輌へ取り付ける際、メリットが出てきます。
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ボディ本体には、当社の取り扱い車種の一部が描かれています。
カラーアルマイトと、レーザー刻印の成せる業ですね。

装着後の印象は、発進時のもたつき解消や、加速時の滑らかかつ、鋭さが際立つ為Nモードでも気持ちよく走れる
様になるというのが特徴です。
お客様からも同様のインプレッションを頂きました。

続いて、ステージ1メンテナンスを行います。
こちらは、作業前のバッテリターミナル近辺です。
アイドルストップ機能の備わる車輌のイタリア車は、アース回路の容量が確実に少ないです。
電流監視システムが、マナイスターミナルに備わりますが、そこへ接続されるアースケーブルの
接触抵抗が大きい為に、どうしても電圧降下を起こし易いようです。
プラスターミナルは、従来と同じ形状ですが、こちらも問題ありです。
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プラスターミナルがどういう状態かをご説明しましょう。
純正ターミナル バッテリポスト
工場通信内では幾度と無く話題にでる箇所です。
フィアット500シリーズも、かなり早い段階でこの部分の劣化・腐食によるエンジン始動不良などが発生しています。

とにかく、接触面積の小ささが問題です。
アイドルストップを作動して走行されている場合、リスタートの度にターミナル部の劣化は進行すると考えられます。

バッテリポストに残る歯形を掃除する為、クリーニグブラシを使用します。
こうする事で、ポストに残る以前のクセを取り除き、綺麗な面が現れます。
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使用するターミナルを裏側より確認すると、輸入車のポスト部テーパーサイズに合わせた鏡面仕上げが確認できます。
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このターミナルを使用する事で、しっかりとバッテリからの電圧・電流をその先への伝える事が可能になります。

バッテリターミナル付近に接続される配線数が多い為、ターミナルに付属される締め付けボルトの上に
M6サイズのボルトを溶接で取り付けます。こうする事により、省スペースで最大限の電圧供給を可能にします。
マイナス側も、追加されたメインアースが伸びてきました。
この際、取り付けるポイントが非常に重要です。
電流監視システムを通過する様に配線を取り付ける必要があります。
電流監視の通過後に、追加アースを取り付けた場合は、システムが正常に作動できなくなります。
主な症状としては、アイドルストップ機能が停止します。
市販のアースケーブルを追加で取付けた方で、思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

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この他に、オルタネータ端子からバッテリへのダイレクトケーブルも追加しています。
最近では バッ直線 とも言うみたいですね。

一連の作業を終え、非常に良い結果が残せています。
電圧降下を目で見て分かる作業前の結果と、目では見えない電気の流れが改善された作業後の結果です。
電気の流れは確かに目でみる事はできません。

でも、なぜ電圧降下が起きるのか?失われた電圧はどこにいくのか?
電圧降下が増大するとどんな影響があらわれるのか?などについて、興味のある方ははお問い合わせ下さい。
過去に、電圧降下による悪影響を取り上げた記事があります。「電圧ロスが原因の発熱・・」もご覧下さい。

stage1
新車にも有効な作業内容である事がよく分かる結果ですね。
新車の時からステージ1メンテナンス、これが当社の基本整備のひとつです。

当社で新車をご購入されるお客様には、当社のスタンダードメンテナンスを施工しています。
その中には、今回のステージ1メンテナンスも含まれています。
詳細は 新車販売について をご覧下さい。