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工場通信

スフェリカルアッパー TypeN-1にバージョンアップパーツを追加☆

開発ペースがノンストップ状態の話題の商品「SessAスフェリカルアッパーシリーズ」の
バージョンアップ商品をラインアップに追加する事となりましたのでご紹介です。

今回のバージョンアップパーツは、スフェリカルアッパー企画第一弾のN-1専用の
スラストベアリングキットです。

肝心なパーツ単体画像を撮り忘れての組み付けを行ってしまった為、今回は速報的にお届けします。
組み付け車輌は、ABARTH500 595turismo です。
新車時より、KONI製ダンパーFSDとアイバッハスプリングが組み込まれてる車輌です。
つまり、ストラット形状は車高調整式では無く、ノーマルストラット形状という事になります。
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ノーマルストラットマウントの浮き上がった部分。
やはりかなりの浮き上がり具合である事が確認できます。
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早速ストラットを分解し、フィッティングを行いましょう。
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これが装着されている、コニダンパーとアイバッハスプリングです。
ここにスフェリカルアッパーと新作スラストベアリングを組み込んでいきます。

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従来のN-1には、スラストベアリングを別体で組み込む事がスペース的・かつ構造的及び、車高維持の
問題で不可能とされていたのですが、発想の転換で完全新設計のベアリング機構を組み付ける事に
成功しました!

今回のベアリグ部の拘りは、スプリングとの当たり面(アッパーシート部)の形状にあります。
CIMG1293
丸印シルバーの部分にベアリングを組み込み(単体画像撮り忘れ箇所)、
その下に位置する黒色の部分がアッパーシートとなるのですが、
よく見るとシルバー部に対して斜めに組み付けられています。

スラストベアリングを組み込む為には、この傾斜したアッパーシートをベアリング部に対して
フィッティング可能な様に設計する必要がありました。
(ここの厚みの変化=車高の変化に繋がる為)

スラストベアリングを組み込む事によるメリットは?
ストラットの稼動範囲及び役割を二分化する事にあります。
ステアリングを切り込んだ際にストラットは前後方向及び、軸上の回転方向と3次元で稼動します。
稼動についての役割をスフェリカルボールには前後方向に、
スラストベアリングには回転方向に、と二分化する事によって、それぞれのベアリング耐久性向上と
それぞれの作動がスムーズに行えるといったメリットが見出せます。

今回のバージョンアップ詳細については、次回紹介時にお届けします。