出来たての製品をお取り付け!
Hi-Spec STANDARD Danper for RENAULT LUTECIA 3RS & CLIO 3RS


ショックアブソーバの交換が必要である事が判明し、お客様との打ち合わせを経て新作ダンパーへの交換をご依頼頂きました。

走行距離が多く、流石にダンパーも随分とお疲れの様子をみせていました。
見た目にもお疲れですが、機能面でも同じくです。結果は後ほどSDLテストグラフにてお知らせします。

使用されている地域が、融雪材の影響もある為に錆び害も進んでいます。
スプリングの折損は起きてはおらず、安心しました。

当社のオリジナルショックのカラー「パールホワイト」にて仕上げた、純正形状ダンパーの組み替えです。
ストラットマウントは過去に一回は交換済ですが、そこからの走行距離も多く、不具合が起きていたので新調します。

隣のリフトにはランチアデルタ16Vが作業の進行中です。
こちらのデルタにも、エナペタル製の純正形状ダンパーが装着済です。

デルタは、トランスミッション降ろしの真っ最中です。リフトの使用状況の都合でルーテシアの作業を先行して進めました。

前回の作業時には、左側のナックルジョイントを交換しました。
未交換であった左側を、今回は組替えています。
前回の作業の際には、ウォータブラストを導入できていない時でしたので、今回を機に両側のアクスルパーツを洗浄し、見た目も美しく仕上げています。

度々紹介している作業風景ですが、ダブルアクスルストラットの上側のジョイントの勘合を抜き取る作業風景です。
この方法が一番良いです。アダプタを介して、ポートパワーで抜き取ります。
この手の作業は、回数を重ねて積んだ実績からノウハウを蓄積し、効率向上が実現します。それにより、普通だと面倒な作業も快適に行える様になります。
(上側は交換不要なのですが、下のジョイントの抜き換えを行うに伴い、上側を抜く必要があります。)


爽やかなホワイトカラーのダンパーが映えます。

前後の組み替えを行い、アライメントの前に試運転を行いました。
印象としては、ノーマルの良さとは異なる味付けでありながらも、一層包容力があり、一層キビキビした走りが実現可能です。
前後の減衰バランスが絶妙で、フラットに感じる乗り味は、柔らかいダンパーでは成し得ない引き締まった印象に変化します。
しっかりとストロークしながらも、揺れの収束が非常に素早い事も特徴です。
雨天・ウェットコンディションでの試運転でしたが、怖さを感じないのは接地感の高さから伝わるものだと思います。

作業前のSDL結果

ダンパー性能が低下し、更には左のアッパーマウントが破断しているであろう事が読み取れるグラフです。
リヤの粘着率の左右差はフロント以上に酷く、ルーテシア3RSの美味しい所が失われている事も読み取れます。

交換後のSDL結果

前後共に高い粘着率を維持し、一見するとハードな味付けのサスペンションに見えますが、とてもよく動きます。

計測時のタイヤエアー圧は フロント230kpa  リヤ210kpa にて調整を行いました。
クイックなハンドリング性能を高めるには、リヤの圧を230kpa程に上げる事で、乗り味の硬さは強まりますが面白い味付けに変化します。

あくまでノーマルスプリングですので、レートは柔らかいです。
その中でレートアップをした様な味変をお楽しみ頂く事も可能です。
タイヤのエア圧は、その車に対しての安全の範囲内であれば、設定値は自由です。
FFの場合、リヤのエア圧は乗り味に大きな変化をつける事の出来るポイントでもあります。

この後、アライメント作業を行い、最終仕上げを行います。

納車後のお客様より、早速のご感想を頂きました。
以下、お言葉を引用させて頂いています。

「帰路の尾張パークウェイのガタガタ道にて改めて良さを体感できました。

特に路面の小さい凹凸のいなし方や道路繋ぎ目を越えた後の収束の仕方、

フィーリングが素晴らしいですね!

改めて面白い企画、素性の良い商品をご提案頂きありがとうございました。」

この様なインプレッションは私ども、とても嬉しく受け止めさせて頂いています。
良い物をご提案させていただいたつもりであっても、実際の印象はどうなのか?気になるものです。

Written by Hashimoto

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