106s16が多い今日この頃


現在作業進行中の重整備106も含めて多数の106が入庫しています。
全てが長年整備をお任せいただいているお車でして、新車からワンオーナーの車も多いです。

奥のリフトにようやくセットできたのは、ラリー16Vです。
今回の施工内容は決まっているのですが、着手できずにいました。
走行距離は22万キロ越え。それでもコンディションは良好です。


今回の施工内容は、これまたシリンダヘッドのオーバーホールの施工です。
現在進行中の別の106は、ヘッド単体が仕上がったので載せる為の段取りを行うのですが、その前に先ずはコチラのヘッドを降ろす事に。

タイミングベルトの状態は随分と悪くなっていました。
カムプーリ間でベルトのたわみが発生しています。

106のタイミングベルトは、張り方が昔ながらの手動固定式です。
現代はオートテンショナのエンジンが多いですが、この頃は固定式。ベルトに無理がかかりやすいエンジンですので早め早めにメンテナンスを行うエンジンですね。

もう1台の106はヒーターコアの交換でお預かり中です。
お預かり期間が長引いてしまい、申し訳ありません。

今週ようやく着手します。
レカロ フルバケが2脚装着されている106。オーナーの車への想いがとても伝わってくる1台です。
(3ドア車にフルバケ2脚は保安基準で言えば不適合ですが、こちらは2名乗車に変更済みの為合法です。)
今週も気張っていきます!
Written by Hashimoto

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