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工場通信

売約済み ランチアイプシロンのリフレッシュメンテナンス(中古車整備)スタートです。

当社のサイトにて告知していました USED CAR ランチアイプシロンの嫁ぎ先が決まりましたので
リフレッシュメンンテナンスを開始しました。

イプシロン=コンパクトで上質という立ち位置を決定付けたモデルです。
ボディ全体はコンパクトですが、内装の豪華さや、装備、剛性感など同クラスの車輌と
比べると至る所がハイクオリティです。
このモデルの本質を理解されているオーナー様にチョイスして頂け、この先も愛される事でしょう。
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今回の整備内容は、スタンダードな中古車整備に加えて追加整備内容も多数ご依頼を頂きました。
クラッチのオーバーホールや、足回り、点火系統の強化やレデューサと、内容は豊富です。
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いきなりですが、トランスミッションを先ず降ろしました。
クラッチ本体の機能は現状悪くはありませんが、レリーズベアリング(指差し部)より軽く異音を発していました。
お仕事にも使われるという事でしたので、万が一の事を想定し、気持ちよく全てを交換します。

外したクラチディスクです。
厚みは 7mmでした。新品は 8mmです。
当社の代車パンダと比べるとその消耗量は半分ですね。
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クランクシールや、クラッチカバー・ディスク・ベアリングを交換し、トラブルの起き易いとされている
クラッチレリーズフォークを強化加工したりなど行い、組み付け・交換を進めます。
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レリーズフォークは、上記画像の部品です。
当画像は先日施工したツインエアー・デュアロジックの整備記事より拝借しています。
今回は、この部位を交換では無く、追加溶接加工で強化しました。画像はありません。。

このトランスミッションは、汚れのレベルがそれほど酷くなかったです。
洗浄前と洗浄後を並べてみました。
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搭載直前のトランスミッションです。
良く見ると、ボルトホール付近の色が違いますよね、これは汚れているのではなく、組み付け時の作業性を向上する
と共に、トルク管理に貢献し、アルミに対して鉄のボルトで締める際のカジリを防止する意味もあり重要です。
これだけで、ボルトの締め付ける際の速度を上げれますので、メカニックにとって時間短縮の意味もあり、欠かせません。
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サスペンションも合わせて交換します。
今回は、乗り心地を重視すべくパーツチョイスはモンロー製のダンパーを使用します。
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マウント類やバンプラバー・ブーツも合わせて新調します。

と、ここで内容の変更が発生しました。
折角なら、という事でスフェリカルアッパーを組み付ける事に。
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取り付け対象がイプシロンであれども、スフェリカルを組むという事、根本的なガタは不要という事になります。
後に行うアライメント作業により良い結果を出しても、アッパーマウントが動けばそれに合わせてアライメント数値も
変化します。
この手の足回りには必要不可欠ですね。
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リヤのショックアブソーバ、ブッシュ形状に様々な種類が存在します。
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ここの構造により、乗り味をコントロールすることも最近は見えてきました。

引き続きリフレッシュメンテナンスは続きます。