リペアも良いのだが新品には敵わぬ


ここに在る2つのヘッドライト、片方はこれまで使用してきた物で、もう一方は新品。
リペア率の高いルーテシア3は、これから先末永く乗り続ける方が多い事が作業の背景に思い浮かべる事が出来る。

手前側のライトも、リペアに出せば十分に綺麗になって戻って来るのだが、今回は新調する事を選択。
取り外したライト本体は、この先のスペアとして保管するという流れに。

今現在は新品の純正ライトが入手可能だからこそ選択できる手段と言える。
どこまで手を尽くしても、新品の美しさと輝きには敵わないものである。

永年の使用過程を経たヘッドライトは、発光させる事で表面樹脂内部に生じたクラック状の劣化に光が乱反射してしまう。
これもリペアする事である程度は解消されるのだが、やはり新品には敵わない。

今回は、ライトの新調と合わせてメインの灯火バルブをLEDへと変更。
ルーテシアのライトの弱点「とにかく暗い」を解消するには有効な手段だ。

それでもやはり、LEDはHIDの発光出力には敵わない。時代の流れに沿い、これからのHIDアフターマーケットの衰退化を見据えて極力LEDへと切り替えているのが当社の工場背景である。

美しく保たれたエクステリアに、新品の灯具が年数経過を感じさせぬ仕上がりを実現。


今回は、新品ライトの長寿命化を図り、ヘッドライトフィルムの貼り付け施工も実施済み。
末永く良い状態を維持し、後世により良い状態で残す為の準備が完了した。
Written by Hashimoto

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