もう一度、最高の状態で乗りたい!
106復活計画スタート Season1-1


2007年より所有されている106セリースペシャル。
レッドのボディカラーは106としてとても珍しいですが、このグレードの標準設定カラー。

当時、家族総出で106を探し、購入に至った経緯のある、お客様にとって特別な1台です。
その後も106に魅了され、計3台の同型車を所有する事になるというマニアックな一家でした。

当初より当社を訪れていた、ご家族の長男さんは当時はまだ幼く免許を持たない立場でありながら大の車好きでした。今は立派な大人になり時の流れの早さを実感します。
長男さんも106を愛するメンバーの1人。今も1台を所有し続けています。

今回のご依頼はご家族の奥様からの要望です。
「どうしても106にもう一度乗りたい!」
とても分かりやすいご意志を伝えて頂きました。

ナンバーは外し、一時抹消の状態となり数年が経過しているものの、定期的にエンジンを始動させ、日の目を浴びる時が来る事を待ち続けていた様に思えます。
搬入当日はレッカー搬送でのお運びとなり、荷台から降ろす際も一発のエンジン始動と、軽々と転がる状態を維持していました。
(一般的な眠る車はこういう事ができません。。エンジンは始動せず、ブレーキは引きずり転がらないという事例は多々あります。)

冬眠中にも愛情を注がれていた証ですね。

走行距離は20万キロ。
過走行?いえいえ、106では驚く事ではありません。まだまだイケます。


弊社のレアステッカーが未だに残る貴重なワンカット。時は流れていますね~。

完全なる復活の第一歩は、徹底的な車両診断から。
お時間の掛かる作業となりますが、最適なプランをご提案させて頂く事から始めさせて頂きます。
Written by Hashimoto

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