リフター/ドブロ/ベルランゴ
リフトアップでスタビリティアップ!


車検整備でお預かり中の プジョーリフターの作業です。
LEDバルブの新調を終えましたので、引き続きの作業としてリフトアップスプリングの組み付けを進めます。

使用するのは 「SessA リフトアップスプリング 」です。
純正ショックアブソーバーを使用出来る様に設計した リフトアップスプリング です。
自由長は純正と同じ、巻き数と線径が異なります。

組み替えを行う際は、強靱なスプリングコンプレッサが必要です。
従来の2本を対にして使用するコンプレッサは、強度的に不足しており作業途中に勘合が外れる危険性があります。

先程まではフロントスプリング。
こちらはリヤスプリング。
巻きのしっかりとしたスプリングです。
レートはしっかり変化するのに、むやみやたらとは車高を上げないスプリングです。
これがスタビリティアップに直結するポイントです。


リヤスプリングは、先程のコンプレッサを使用する事で、ショックアブソーバの切り離しは不要で作業を行う事が可能。
やはり道具ですね~!

スプリングの組み替えを終え、試運転を終えました。

フロント、組付け直後は30mmアップでしたがこのあと馴染みが出て落ち着くと25mmアップとなります。

リヤ側は元々が高いので、10mmアップとしてフロントとのバランスを取ります。

4輪トータルアライメントの施行と、ADAS作業によりフロントカメラのキャリブレーションを行います。
これら一連の作業により、安定性と安全性の両立が保たれます。
Written by Hashimoto

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