使い切った感!?
トゥインゴRS タイミングベルト作業
トゥインゴRSのタイミングベルト交換作業の進行中です。
弊社で診させて頂くようになり、2度目のタイミングベルト交換の時期を迎えました。
速いペースで乗られるお客様ですので、気付いた時に「もうこんなに走行距離増えていたか」と驚かされました。
ベルトの劣化は進み過ぎることなく、安全な圏内での交換が出来ました。
今回の作業で最も気になったのがスパークプラグの劣化です。
イリジウムプラグですので、先端の中心電極は極細であるはずがこれまで使用してきたプラグは、極細部分が完全に消失していました。
これでは正常な火花は飛ばせないですね。
見た目に減っている事はよくわかりますが、電極間のギャップを測定すると。
1.5mmのクリアランスに広がっていました。
ギャップが広ければ、その分火花は強くなりますが、広すぎると途端に失火を招きやすくなるのがスパークプラグの特性です。
この後、予防整備の一環でイグニッションコイルの交換も実施し、点火系統の安全性が高まりました。
イグニションコイルは、10万キロまで無事に使えればトラブルの起きる前に予防交換する事を推奨しています。
Written by Hashimoto