テンサンラリー 2台目のサスペンションリフィアン
先日に引き続き、サスペンション作業を行う、2台目のテンサンラリーです。
こちらは14万キロ程の走行を経た車輌です。
ノーマル然としたエンジンルームはS16よりも鼻先が短い分、若干狭めです。
ご用意をさせて頂いたのは、テンサンラリーの良い所活かすセットとして、ビルシュタインのB4を軸とした内容であります。
ロワアーム・ストラットマウント・ベアリング・ダンパーブーツから成ります。
前回は、この時点でハブベアリングの不具合が見付かり、追加作業としてベアリング交換を行いました。
今回のラリーは、ベアリングの傷みは然程起きておらず継続使用が可能でした。
外から見てもショックアブソーバが変わったことが分からないのが、カートリッジ式の歯がゆいところ。
洗浄を行い、組み付けを進めます。
軽量な車体に軽いエンジン、S16とはキャスターアングルが異なる事も特筆すべき点です。
ノンパワステのラリーは、キャスタアングルが立ったセッティングです。
でも、使用する部品は同じ。組付け方を変えるだけで2通りのセッティングを用意することが可能です。
車側の計らいがにくいですね~!
Written by Hashimoto