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工場通信

406クーペはブレーキホースが大変な事になっていました

作業進行中の406ですが、厚塗りの防錆塗料により劣化が隠れていました。

純正ブレーキホースの良否判定を行う方法は、外観の劣化具合を見る位しか
手段はありません。
ゴムに亀裂・ひび割れが有るかどうか?を見て行くのです。

今回の406は、年数的にそろそろ交換かな?っと思いながら確認をすると。
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分厚い防錆剤の塗膜を削り落とし、明らかになったのはゴムホースに走る大量の亀裂でした。

この場合、外観のひび割れだけでなく、実は内部にも問題が発生している事が多いのです。

どんな問題かと言いますと。
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切断しました。
分かりますか?
ブレーキフルードの通路が、物凄く細くなっているのです。

ブレーキを踏むと、油圧が発生し、ホース内部を通じてブレーキキャリパ間をフルードが行き来します。
通路がご覧の様な状態になると、圧力を保ったフルードは一方通行気味になり、最後には
ブレーキの効いた状態が戻らず、いわゆる引きづりもしくは、ロック状態となります。

こうなる前に、純正新品に交換するのが望ましいです。
なのですが、こういった消耗品交換の際にも、お客様に楽しみ要素をご提供したいという思いから
当社ではステンレスブレーキホースの自社製作を行なっています。

ステンレスホースの設定が無いから、純正品のみ、という一辺倒なご提案ではなく、
無いものは造る精神から、殆んどの車種に対応できる材料はそろえています。

今回の406は、ステンレスホースに変更しました。
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ステンレスホースのメリットは、高耐久のみならず、圧力膨張を防ぐ事による
ブレーキペダルタッチのフィーリングを高めます。
さらに、ステンレスの内部はテフロンチューブである為、通路が劣化で狭くなる事態も
発生しません。

色々なリクエストにお応えするべく、豊富な在庫・ノウハウを揃えています。