20万キロオーバーの汚れに衝撃!

冷却系統トラブルを抱えている 306N5S16 、クーラーコンデンサの状況に驚きました。
これまで不思議と問題を起こさなかった事が起因し、気がつけばご覧の状態になっていました。
コンデンサに大量の埃が蓄積しています。
これでは走行風とクーリングファンの冷却風が抜け辛い事でしょう。

コンデンサの裏側はドライであることから判断出来るのは、表側では微量なエアコンガス漏れが発生し、ガスに含まれる油分に埃が付着し続けたのでしょう。

ガス漏れの疑いがあるので、コンデンサは新調する運びとなりました。
コンデンサを交換するなら、レシーバもセットで交換したいので合わせて部品を手配しました。
純正部品は生産終了となり、供給が無くなっているためOEMに頼ります。

それと、クーリングファンの交換ですね。
ファンは左右の2個ともに交換します。

ファンシェラウド・リレーハウジング そしてラジエタ回りと一体構造のユニット。
この頃のプジョー特有の組付け方です。若干クセがある構造です。
向かって右のファンモータは、トラブルシュートを行いながら既に交換済です。

もう片方の左側ファン。
なんとなく気になったので、確認すると。

センタースクリュー、緩んでいました。
逆ネジのスクリューなので、緩んでいながらもココに止まってくれたのでしょう。


クーリングファンのハーネスは、狭小スペースに収納されていることもあり、絶縁テープが損傷を受けていました。
見進めると、色々な事が見付かるものです。
一斉に手を掛ける方針が正解でした。
引き続き作業を進めます。













