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工場通信

このブッシュが感触良すぎます

このブッシュですよ。
FIAT500やPANDA2に使用可能な、強化品ではないロワアームブッシュです。

車検整備で入庫したFIAT PANDAにも組み付けました。
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PANDAの場合は、フロントバンパーを外す必要が無く、ロワーアームを取り外せます。

年数によるゴムの劣化や、走行距離に応じて必ず交換の必要になる箇所です。
純正品で交換しても、隙間の多さはそのままですので、ボールジョイントに異常が無ければ
ブッシュのみの交換で、シャキッとしますよ。

車輌装着状態で、レバーによる力を掛けると。。。
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上下にグワンと動いてしまいます。

別の角度から見ると、ブッシュが剥離しているのも確認できます。
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この部分は、旋回時・減速時・加速時など、ありとあらゆる条件に応じてここが
動くと言う事になります。
走行中のトー角の変化が常に起きているという事になります。

取り外しました。
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ブッシュを上から確認します。
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う~ん、ズタボロです。

油圧プレスに移動します。
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抜き取り完了。
本当に状態が酷いですね。

外した際に、先端のボールジョイントのブーツ交換と、内部グリスの補充も行います。
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新兵器です。
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マヨビームが出来るグリスガンです。
グリスが非常に細く絞りだせるため、小範囲への給油に役立ちます。

まずは、外輪のケースを圧入します。
カッパーグリスを塗布し、かじりを防止します。
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続いて、ブッシュの圧入です。
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コンプリートロワアームが仕上がりました。
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車輌側へ取り付けます。
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ブッシュの当るところにもカッパースプレーを塗布しています。

組み付け後のホイール増し締め時に、その違いを確認できます。
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締め付け方向に力を掛けた際に、ブッシュが弱っているとホイール&タイヤが
ぐにゃぐにゃと動くのですが、その遊びを感じず、増し締めできました。

締め付ける程度の力の入力で動いていては、車が動く・制動する力が加わると
尚更大きな動きを誘発します。

しっかりとしたサスペンションを造るうえでは必需品になりそうです。

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仕上の4輪トータルアライメントは必須です。
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アライメント作業では、その車の持つクセも把握可能です。
今回は、リヤ側のスラストアングルに大きな狂いが有る事も分かり、修正できました。
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ブッシュの組み付け・販売についてはお電話 058-370-5064か、
お問い合わせフォームからお願いします。

ブッシュキットの組付けには油圧プレスが必要です。
個人様での組み付けは不可能ですので、整備工場での作業をご考慮のうえ
ご検討下さい。

純正新品のロワアームに、オリジナルブッシュを組み付けたコンプリート商品も
販売可能ですので、ご相談お待ちしています。