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工場通信

フィアット パンダ2 色々なメンテナンスのスタートです part.2

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昨日お知らせしたパンダの続きです。
ロワアームブッシュがクタクタになっていました。走行距離を考え、ロワアームは新調しその際にブッシュをオリジナルの強化ブッシュに組み替えています。例の酷い状態だったブッシュの部分は、本日ほんとうにずぼ抜けました。
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もう虫の息で繋がっていたとしか言い様が無い状態です。これが新品に換わるだけでも大きな変化が体感できますが、今回は当社ご自慢のブッシュに組み替えての交換ですので更に上質かつ高剛性を体感できます。ちなみに、ミトやグラプン用も設定あります。ポリウレタン製のブッシュよりも性能面でははるかに勝ります。

サスペンション関連で言えば、ロワアームのみならず、フロントショックの構造にも手を入れます。ダンパー交換を行うのではなく、基本部品は交換せずにアッパーマウントのみをスフェリカルアッパーマウントに変更です。
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ダンパーに性能低下が無いことを、SDLテストにて確認できていたからこその、今回の作業方針が決まりました。ノーマルショックにスフェリカルの組み合わせは、玄人好みな仕上がりになりますよ。乗り心地は純正の良い所を維持しながら、路面にへばりつく・吸い付く・そんなフィーリングになります。フワフワしてロールもするのに、なぜかコーナーが速くてそして、コーナリングの安心感が桁違いに上がります。

その前に、ダンパーを取り巻く部分の点検も行います。
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バンプストップラバーは、ボロボロになっていましたので、他車種からの流用で組み替えました。スフェリカル構造にするとダンパーストローク量が変わるので、バンプストップの長さを調整することにしました。

ねじ山も大切です。
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錆びや汚れ、ネジの伸びなど様々な要因でスムーズにナットが通せないことは多々発生します。それらを綺麗な状態に整えます。

この様な感じに仕上がります。
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この写真を、ご依頼のお客様に送ると、ショックは交換っていう話でしたっけ?と聞かれました。交換したわけでは無いのですが、綺麗にして仕上げていくとそういった視覚効果も出る様です。汚い部品よりも、綺麗な部品を組み付けたいですからね。

良い感じに進行しています。