工場通信

メガーヌ3のクーラーコンプレッサー交換

メガーヌ3RSトロフィーはクーラーをオンにし、しばらくするとカラカラと異音が出てしまいます。

数か月前の車検の際に少し音が出始めており、様子見状態だったのですが音が大きくなりクーラコンプレッサーの交換となりました。

こういう際もACSを使いエアコンガスの回収を行います。

コンプレッサーからの異音がしながらも冷えており、回収したガスの量もほぼ規定量回収され、ガス漏れなどはしていないようです。

エアコントラブルの際にACSを使うと、回収されたガスの量が解りトラブルシュートする際の助けになります。

異音が出ているクーラーコンプレッサーの中から金属粉などの異物が出ているといけませんので、フィルターを通してガス回収を行いました。

狭い中にいるクーラーコンプレッサーですが、狭い中でも道具を駆使すればさほど大きな分解をせずに取り出して来れました。

外したコンプレッサーは手で回す程度では音は出ませんが、新品の回した感触と比べるとコロコロと違和感を感じます。

新品のコンプレッサーの組付けの際にクーラーコンプレッサーオイルの補充も行います。

クーラーコンプレッサーの内部の潤滑を行うのに重要なオイルですが、こちらもルブロス製のオイルを使います。

ACSを行う際のオイル補充もこちらのオイルを使い補充を行っており、高い潤滑性能でトラブルを未然を防ぐ事に貢献してもらっています。

組付けが完了すれば再度ACSを使いガスの充填を行います。

冷蔵庫の様な寒いぐらいの冷え具合です。

異音も消え快適に乗っていただけるようになりました。

 

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