695RIVALE 上質化は乗り味だけではありません


上質化計画を進めている 695RIVALE です。乗り味の上質さだけを叶えるのでは無く、トータルでの上質化を狙っています。ブレーキパッドがノーマルでしたので、せっかくのシルバー専用ホイールも、少し走ればダストで真っ黒。。無残な状態に変貌します。上品なアバルトですので、エクステリアの美の維持も大切な要素です。

という訳で、SessAブレーキパッドへと組み替えをご提案させて頂きました。低ダストかつ高耐久、カチッとしたペダルタッチも魅力のブレーキパッドです。しかもブレーキディスクにはとても優しく出来る性格ですので、高価なローターを大切に末永く使い続けることも可能です。

今回は、パッドの交換風景では無くその作業の終盤の仕上げ作業をご紹介。

トップ画像にある「ステイプット」という、皆さんの知らないスプレー缶。これは、ステンレス粉を含んだ耐熱スプレーです。エキゾーストパーツに使うと、安っぽいシルバーにならず良い質感を演出します。当社では、ブレーキの作業の際にこの製品を使って、ディスクロータを美しく仕上げる事もあります。

ロータの内周・外周は、大抵の場合は錆びています。カッコ良いホイールを履いていても、カッコイイ車高に整えても、ディスクロータ錆びてちゃ「カッコ悪い」です。お洒落は足下からと言うように、こういう所がキレイだと車の見た目もキリッと引き締まります。それと、シルバーペイントの施されたロータはホイールの中で映えるので、大きく見えます。


あえてのブラックカラーのブレンボが、RIVALEの上品さを物語っています。マセラティバージョンは、シルバーのブレンボでした。遊び心満載である事が、こういう部品の違いからも見てとれます。アバルト、本当に楽しい車だと思います。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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