RCZ 6MT はカーボンクリーニングで走りの元気を取り戻す
仕上げにはV-UP16による厚みの上乗せも


継続検査の車検整備でお預かりしている プジョーRCZ 6MT はメンテナンス作業として、ステージ3メンテナンスをご依頼頂きました。少し前に初診点検から始まり、ステージ1メンテナンスを含む基本整備を終えていたお車です。
基本的な個所を含むリファインにより、車のコンディションが良くなり、続いてはエンジン性能の向上を目指すという流れからも分かる様に、段階を追ったメンテナンス作業をご提案させて頂いています。

カーボン除去作業としては、燃焼室関連のクリーニングと、吸気系統のクリーニングの2種を行います。
1.6THPエンジンは、筒内噴射式の内燃機関ですからインテーク関連には燃焼ガスの吹き返しによる汚れが蓄積します(これは機関構造上仕方ありません)。
ドライアイスショットによるクリーニングが施せると良いのですが、現在の当社のキャパシティではそのサービスを開始する事は難しくなかなか手を出す事ができません。
インテーク系統のクリーニングには専用の液剤を使用し、吸入負圧による流れに自社オリジナルのミスト噴霧器を使いながら、吸気バルブ及びインテークマニホールドに効果的に液剤が流れ込む様に施工を行います。

エアー圧と、噴霧量の調整を最適化させる事で丁度良いミストを作り出します。

一連作業の施工後は、仕上げにV-UP16の取り付けを行いました。


ステージ3メンテナンスによる効果に、V-UP16の組み合わせは厚みを増し乗り易さを向上させます。気持ちよく回るエンジンは車趣味を味わう方にとって、この上無い幸せを堪能できる要素だと考えます。メンテナンスにより生まれ変わるエンジン性能があります。そういった喜びを皆様に味わって頂ければ、私たちも幸せです。
Written by Hashimoto

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