T20形 LEDバルブも進化していました


こちらのLEDバルブ「T20」ですので、もっぱらフィアット500に当社では使用している製品です。

ヘッドライト本体の交換ご依頼頂いていたチンクチェントの作業の一環で「永年使ったし、不点灯も起き始めたし。」という事で同メーカの製品で新調しています。

一目で気付くのは、その形状の違いです。
電子基板を製品デザインとして取り入れるという手法に、発売当初は斬新さを覚えました。
当初は、基板の表と裏にLEDチップがひとつずつでして、両側に光を照射するという内容。

現行品は、十字型に基板を組み合わせてそれぞれの両側&両端にチップを配置しています。
チップ数が2個から8個になっているという事。

と言っても凄く明るいという事では無く、8個のLEDの仕事量を減らして、耐久性重視とした造りの様に思えます。
LED製品は、全力で光らせるよりもマージンを残した照射の方が発熱を控えて長持ちします。

使い込まれたLEDバルブは、出力が下がっていました。


プロジェクタヘッドライト本体の交換・LEDバルブの交換・ついでにハイビーム側もLEDバルブを装着し、夜道の安全性確保に大きく貢献しました。
そもそも、これまで装着されていたヘッドライトが、路面への照射時に焦点が定まっておらず綺麗な光軸が出ない物でした。

その為、明るいHIDを取り付けてあるものの、路面照射状態が悪く暗い!というのが悩みでした。
今回の一連作業により、HIDの性能をしっかりと引出す仕上がりとなりました。
Written by Hashimoto

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