アバルト500 クラッチマスタの不具合・久々に出ました

左ハンドル 並行輸入車のアバルト500に多い症例で、クラッチマスタシリンダの早期不良があります。
当社では、数年前に同様の症例を数台ですが見てきました。

症状は、2つあります。
ひとつは、クラッチペダルより伸びるロッドが、マスタシリンダより抜けてしまうというパターン。
もうひとつは、ペダルが奥側に入り込んでしまい、クラッチが切れなくなるというパターン。
どちらも路上で発生した場合は、残念ながら走行不能となってしまいます。

今回のケースは後者の症状でした。
CIMG1655
クラッチ操作不良で、レッカーにて入庫です。

しかし、左ハンドルアバルト500のクラチマスタの交換し辛い事!
室内側から覗き込めば、ロッドの位置は確認可能。
ですが、エンジンルーム側からも、下側からもほぼ見えません。
クラッチマスタたるもの、ほとんどの場合がエンジンルーム側からの作業も必要となる為、この作業性の悪さは
何度作業を行なっても堪えます。
CIMG1656 CIMG1657

作業中は、他の作業に比べるとかなりの辛さを痛感しながら作業を行う為、分解画像などを撮れていません。。。
確か、過去に同じ内容の記事をアップした時もそうでした。
そんな理由から次に画像を残せる時は、部品が外れてからとなってしまいます。
CIMG1663 CIMG1664
本体自体は小さいのですけどね。
ほんと、なんでこの位置に付ける!?という場所に付いています。
工具を四苦八苦選択しながら無事に交換を終えました。

予防整備として交換をしておきたい箇所ですが、ぐんぐんとお薦めしたいかと言うと...
でも、お客様の立ち往生を考えると、その方が辛いですので、左ハンドル500シリーズにお乗りの方は
クラッチマスター気をつけましょうね。

これからの季節に、ぐんぐんとお薦めしたい内容もあります!
BOSCH ACSを用いたエアコンメンテナンスの施工です。
間もなくやってくるゴールデンウィーク、そしてジメジメした梅雨、その後に到来する灼熱の真夏。
エアコンスイッチを押す頻度がどんどん上がる季節がやってきますね。

今年、エアコンからしっかりと冷風が出ている車も、そうで無い車も、1年に1度のACS作業をおすすめします!
週末のご来店時にも、少々のお時間は要しますが、対応可能ですのでご相談下さい。

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