シートのリペアで座り心地が生まれ変わる!


年数と走行距離に応じて、室内パーツも劣化が進むもの。
特に運転席側のシートに関しては、その具合は顕著に分かります。
助手席側と座り比べると「あ~痛んでるな~」っと悲しい気持ちなる事もしばしば。

シートを換えると言うよりは、純正シートが好きだから変えたくない。そんな方も多いですよね。

そういう際の得策は?
シートの中身を新調する事。だと思います。
車種やカーメーカーにより、その設定は様々ですがウレタンクッションがリペアパーツとして供給されることは珍しくありません。
問題は..日本には在庫が無い事。それに加えて入荷にはとても長い期間が必要になる事、でしょうか。
今回のメガーヌ3エステートGTは部品を待つ事半年以上は時間を要しました。
でも、待てば届くと言うのはありがたい。
待った挙句に、本国で生産終了。。という事も珍しくありません。

そのほかの作業も含めてのお預かりをさせて頂いています。
先ずは、シートを取り外して分解を進めます。

こちらが、これまで使ってきたウレタンクッション。
左ハンドルの場合、左側のレッグサポートは乗り降りの際に負荷がかかり形が崩れてきます。
内部には、スチールの骨と干渉する箇所のダメージが発生していました。

表皮にも弛みがあったのですが、ここがどの程度復活するのかが気になるポイント。




表皮の張り具合は、若干のアレンジを加えながら組み付けることで「パリッ」とした仕上がりを実現できました。

レザー部分に痛みが起きていなくて、良かったです。
シート交換も視野に入れていたのですが、この程度のリペアで復活するならば良いですね。
座った際の印象は、お尻が沈み込まず張りと弾力性のある座り心地に戻りました。
その他の車種でもご希望があれば調べてみます。
末永く良い状態で乗る為のお手伝いは、お任せください。
Written by Hashimoto

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