よそ見していた不良なアシが更正し出来の良い子に!


「リヤタイヤの向く方向に、大きな狂いが無いかを確認する簡易測定の様子」

直進性不良を伺っていたルーテシア3RSの作業結果です。
今回は、初回の整備として大規模な改修を施行させて頂きました。
その中でも体感的に変化が大きかった内容は、サスペンションのトータル・リファインです。

作業前にも冒頭画像の簡易測定を行い、かなりの「よそ見」をしていたリヤのタイヤの向く方向です。
左リヤのトーの値が激しく「トーアウト」に向いており、右リヤは左ほどでは無いものの、トーアウトでありました。

一連の作業を終え、アライメント作業を行い、簡易測定から得られた予測はブレずに乱れた数値を確認。
本来は非調整式のリヤサスペンションを、出来る限りの良い状態に整えるべく調整を行いました。

その結果、納得のいく数値に補正を行う事に成功。リヤ・トーションビームの交換を行わずに作業が完了。
レーザーポインターの照射方向が左右で揃い、納得の結果に。

こちらは施工前。
明らかに外側を照射しているのが分かりますでしょうか。

簡易測定ですので、あくまで目安でありますが大きくズレているのかという事と、施工前・後でどの様に変化したのか、について確認する事は可能です。

Written by Hashimoto

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