ルーテシア4RS PWM対策とクリヤコートのリファイン
ルーテシア4RSトロフィーは、点検作業でのお預かりをさせて頂いています。
限定カラーのマットホワイトが注目度の高いモデル。
お客様より頂いたリクエストは、ヘッドライトのリファインについてです。
経年劣化と共に、透明度を損なうヘッドライトのクリヤコートは車の外観の見た目年齢増加に直結する案件。
綺麗に維持していきたいですね。
このヘッドライトのクリヤコートの黄ばみ・透明度低下はどうにも写真で分かりづらい。
もっと強烈に黄ばんでいると、分かり易いのですがそうなる前に施行依頼を頂くことが多いのは、お客様の意識の高さですね。
一連の行程を経て、リファインしたヘッドライトが戻ってきました。
施工内容はクリヤコートのリペア]と[プロテクションフィルムの施行]です。
クリヤコートのリペアは、表面の劣化層を切削で除去した後に、特殊コートを施す事である程度の傷を無かった事にし、くっきりとした見た目に戻す作業。
クリヤコートのリペアだけで十分に綺麗になるのですが、それだけでは耐久性が劣ります。
そこで保護の意味を含めてプロテクションフィルムの施行を推奨します。
プロテクションフィルムの施行は、ヘッドライト専用の極厚フィルムを職人が貼り付け施行する作業です。
黄ばみは完全に解消し、小傷についてはほぼわからなくなっています。
LEDライトの閃光と相まって、シャープさが際立ちました。
そして今回のもう一つの課題として、PWMを直流電源にコンバートする作業がありました。
赤色はPWMのノーマル電源。
青色はコンバータ通過後の直流電源です。
SessA LED+により、安定した電源をライティングシステムに供給可能としています。
Written by Hashimoto