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工場通信

補修パーツを有効に使ってかしこく修理

悪くなった部品についての修理を考える時に、純正・新品が必ずしも正しい選択では無いケースもあります。

例えばエキゾースト系統の修理についてこんな選択も可能です。

これは、マフラーパイプをフレキシブルにする為のパーツです。
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ステンレスの編み込みで覆われた内部には、ジャバラが仕込まれていて、エンジンより発する
振動や、駆動力で動いてしまう揺れをエキゾースト後半部へ伝え難くするパーツです。
ローダウンをした際などに擦り易いのはこの箇所だったりもします。

損害状況としては、排気漏れの誘発やジャバラ部の金属疲労による異音の発生などが挙げられます。

新品に換えようと思うと意外にも高価なのですよね。
今回作業を行った車輌はアルファロメオ156JTSです。
症状は特定の回転域での異音の発生です。
新品部品(ジャバラを含めたパイプとフランジまでが備わった物)は約6万円でした。

う~ん。。。ガマンして乗ろうかな?と考えさせられる金額です。
でも、そういうガマンって、車への愛着が減るひとつの要因だったりもします。

ちなみに、手に持ったフレキシブル単体の値段は 6千円です。
純正品の1/10なのですね。
これなら気兼ねなく交換できますよね。

作業は、切断・溶接が必要な為DIYでの交換は難しいですが、お任せいただければ可能です。

交換対象物を切り取ります。
アルファロメオの場合、純正のエキゾーストパーツのステンレス含有量が高い為、鉄ほど簡単には切れません。
切り取った箇所に、フレキシブル部を仮当てし、溶接位置を確認・調整します。
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取り付け位置・角度が決まれば溶接で固定します。
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今回は純正とほぼ同寸のフレキシブルが設定にあった為、スムーズに作業が行えました。
サイズ設定は19種程ありますので、いろいろな車種に対応します。

エキゾーストパーツの加工や、マフラー製作などでフレキシブルを新規取り付けする場合にも有効です。