リファイン後のフレンチスポーツ 良い結果が出ています!



サスペンションのリファインを終えた2台のフレンチスポーツ。
テンサンラリーとルーテシア3RS は、乗って納得の結果をご提供する事が出来ました。

走らせてなんぼ。そんな言葉がピッタリとくる2台の結果を簡潔にご紹介します。
テンサンラリーは20万キロ台半ばの走行距離。
使い込まれた故、各部の疲労感が否めませんでした。

施工間のBOSCH SDLテストからはだら~んと垂れ下がる、一目で違和感を感じる結果が出ていました。

各部のリファインにより、テンサンラリーの良さを引き立たせる、軽快でしなやかなドライブフィールをご提供できる様になりました。


↑作業後の BOSCH SDLテストによるグラフ。
フロントの軸足感が向上し、駆動輪が路面を捉える様子が乗らずとも解釈できます。
フロントの接地感はFF車においてはとても重要です。
段差を越えても、跳ねずトラクションロスも少ない事が求められますから、それらをしっかりと叶える結果をご提供できました。

ルーテシア3RSはコンディション良好でしたが、サスペンションは残念ながらイマイチな状態でした。

BOSCH SDL テストにおいて、左右差が気になるグラフが出力され持ち味を活かしきれていない残念な結果でした。


厳選したオリジナルパーツを組み合わせて、新車以上のグッドフィーリーングをご提供できるようになりました。

↑作業後の BOSCH SDLテストによるグラフ。
純正よりも若干硬さは感じる様になりますが、その硬さが不快かと言えば、真逆で心地よいハードさをウリとしています。
路面追従性に特化したエナペタルダンパーは、コーナーの路面が荒れていたとしても不安な挙動を見せる事無く安心して
コーナリングを可能とします。
ショックアブソーバがしっかりと機能し、硬すぎない絶妙なサスペンションが特長。
荒れた路面でのコーナリングでも、足が伸びる際の接地感の薄さやタイヤが路面を離れる不安を感じさせず、常に安定したグリップを実現します。


車の個性と特性を知り、尖ったチューニングでは無く、持ち味を活かしたブラッシュアップを得意とする弊社のサスペンションワーク。
その裏には、劣化と改善の数値化と、それを勘ずくスキルとノウハウが潜みます。

優等生に仕上がる為、一見すると普通の仕上がりですがその形をご提供するのは「ただ組むだけ」では到底成し得ない努力を行っています。

真面目な車造りをお望みの方からのご相談をお待ちしています。
Written by Hashimoto

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