いよいよエンジンアッセンブリの搭載へ!
火入れも完了!


ニューエンジンへの補機類組み換えを完了し、ミッション周りもドッキングを行い、順調に作業が進むアバルト。
この手の作業は、トータル作業時間は多く、なおかつセクション当たりの所要時間が多い為に隙間の時間では進行が難しいです。
まとまった時間を作り、集中して向き合う必要のある作業です。

他の業務が過密気味である事もある中、うまく時間を作りながら作業を進めています。
こういう時こそ「おもしろくなってきやがった」の台詞がはまります。



搭載~それぞれのマウントへユニットを固定する事が出来ました。
ここからは、ひたすら復旧作業を進めて行きます。

オレカさんのホースを取り寄せていましたので、交換をしておきたいウォータホースの組み換えはアップグレードを交え、組み換えを行います。

純正品で購入しようとすると、重なる値上げによりとても高額になったホースもあります。
高耐久のシリコンホースのメリットは、性能面のみならずコストパフォーマンスにも優れる為、設定がある場合は選択しておきたいところです。

フロントセクションは未装着の状態ですので、僅かな時間のみですが火入れによる始動状態の確認も完了。
まだ、息を吹き返したばかりの状態です。
多大なオイル消費に落胆し、今回の作業に踏み切られたお客様のご期待に応えられる様、賢明に作業を進行中です。

1回目の始動時、IGオンで燃圧を上げクランキングを行うと、さっきまで普通に始動していたかの様に安定した始動状態を確認し一安心です。
(始動前には圧縮ゼロのクランキングで油圧上昇・潤滑は終えた状態です。)

お客様に感動をご提供できる様、加速的に作業を進めます。

おもしろくなってきました。
Written by Hashimoto

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