124&595 エンジンフィーリング向上作戦


元気なイタリアン・アバルト2台は、エンジン性能向上作業のご依頼を頂きました。
V-UP16・MSA・レデューサ、それぞれのアバルトにご相談いただいた内容にて取付を行いました。

595にはレデューサとV-UP16の取付をご依頼いただいています。
これまでは、何度もメンテナンスでのお預かりはさせて頂いていた1台です。
ここにきて、アップグレードにご興味をお持ちいただき、実行へと相成りました。

レデューサは、このブローバイガス還元装置を外して、その場所に据え置きます。
還元装置を外して、と表現すると還元させなくなるのでは?と勘違いを招きますが、レデューサも還元装置です。
大気解放するわけではありません。

リードバルブ式、ブローバイガス還元装置 レデューサです。
経路がシンプルである事、純正に比べて処理能力が高い事、処理効率が高い事、これらがレデューサの利点です。
それにより、エンジンの回転抵抗を低減~結果としエンジンを軽く回す事が目的です。

V-UP16は、バッテリの前方に本体を固定し、車両側の点火電圧配線と繋ぎ合わせます。

124にはV-UP16とMSA の点火系統効率向上アイテムを2種同時にセット。

初めてお預かりをさせて頂くお車です。
今後のメンテナンスも何なりとお任せ頂ければと思います。
今回は、点火系統のアップグレートの他に電気環境の基本整備としての ステージ1メンテナンスも施工をさせて頂いています。

発電電圧可変制御を備える車輛ですので、燃費重視の電圧供給コントロールを行っています。
それらは、時としてバッテリの寿命を縮める事も想定され、車両の充電効率そのものをロスの無い環境へと置き換える事が重要です。
それらを形にするのが、ステージ1メンテナンスであります。
ステージ1による基本電圧の強化・点火系統のアップグレードによる燃焼効率の強化、どちらもクルマの基本性能を引き出す重要な作業です。
トルクフルになり、クラッチミートへの気遣いが減る事が特徴的です。

Written by Hashimoto

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