DMF→ソリッドへのコンバート

違和感を感じる振動からの、ミッション降ろしへと作業を進めるパンダ3 ツインエアー の作業です。
ミッションが降り、その全貌が明らかになりました。
フライホイールの不具合が起きているのは理解できたと同時に、クラッチカバー ダイヤフラムの角度からクラッチの消耗についてもある程度の予測がつきました。

クラッチカバーのセンターは、レリーズベアリングの異常な接触を繰り返したであろう痕跡が確認できます。

クラッッチカバーとディスクを取り外し、フライホイールの状態を確認すると..

8本のボルトでクランクシャフトに締め付けられているのですが、ボルトの頭はフライホイールの芯がズレた事により直視する事が出来なくなっています。

さらに、ボルトの頭がフライホイールのディスク面が振れた事により、干渉~切削した痕跡も確認出来ました。
クラッチの交換とフライホイールを交換するのですが、使用するパーツについては純正品にはこだわらず、ここは長期的に良い状態を維持する物へとシステムコンバートを行います。

DMFの耐久性に不安を感じる為、フライホイールはソリッド構造の物へ変更します。
アバルトなどではお馴染みの手法でありますが、異なるのはその重量。
軽量品を必要としないツインエアーエンジンですので、重たいDMFの重量と同じ重量で作成した、通称「ヘビーウェイトフライホイール」を用います。
組み合わせるクラッチメカニズムは、デュアロジックシステムの負担軽減と、長きに渡り軽さを維持するOEMの製品へと変更します。

メカメカしい雰囲気が良いですね~!
ハードワークと、機械部品を好物とする私はこの手の作業が大好きであります。
この後は、新旧のクラッチによる作動時の過重テストと、作動確認を行いながら復元を進めます。
Written by Hashimoto













