洗浄・組付け・作動確認
良い感じの復元です

冷却系統に手を入れているN5 306 は症状改善の方針は決定し、これより部品交換・組付け作業を進めます。
その前に、一度車を表へと出し、着手箇所の洗浄を行いました。


この状態で洗える機会は滅多と無いので、丁度良い機会でした。
昔から思っていたのですが、306のクーラーコンデンサは曲がってる?
事故歴?と思わされることは多々ありました。

初めて交換する306のコンデンサを見て、納得。
始めから曲がっています。曲がっていると言うか、曲げてある。これが正解ですね。

「良く冷え」を叶えてくれよ!
クーリングファンの回路も見直しと、経年劣化への処置も施工。


小さなレシーバタンクの中身は既に限界に達しているのでしょうか。

そのすぐそばに位置する、プレッシャスイッチのコネクタ。
右から2番目の端子が酸化を起こしていました。
画像からも黒ずんでいるのが確認できます。
端子磨いて、通電改善剤を塗布して組み付けます。
エアコンガスをチャージして、各部位の作動確認を行います。

全ての配線確認・基盤チェック・集中コネクタの通電改善・ファン交換・コンデンサ交換・レシーバ交換を行い、今までにない位の冷えを実現する様になりました。
部品交換のみでは実現し得ない、作業の改善確認が出来ました。
走行すると、むしろオーバークール?と思える程に冷えるようになり一安心。
これまでは常時100°越え・サーキットではそれ以上の水温でした。
作業後に分かったのは、サーモスタットの開く温度が下がっている事。
先ずは、改善状態がとてもよく分かるこの状態で納車しましょう。
3月に車検が控えていますので、そこで続きの整備をご案内させて頂こうと思います。
Written by Hashimoto













