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工場通信

ツインエアーのMSA(マルチスパーク)が良すぎるので報告

さて、先日よりご案内しております、MSA(マルチスパークアンプ)の引き続きレポートです。

約1週間の試用期間を経て、私どにもその性能の全貌が見えてきましたよ。

現在のセッティングは以下の様にしています。
低回転時のスパーク回数:5回
高回転時のスパーク回数:1回
点火回数の切り替え回転数:3000rpm

実際に走行を重ねた印象は__?
アクセル開度1/3程度で十分に走行が可能。
もう少し掘り下げると__。
まず、ゼロスタートの際に、アクセルを従来の様に踏み込まなくとも、容易に発信ができます。
ノーマル状態であれば、混雑した道路状況の中での合流時などは、アクセル開度を多めに
開け、ターボを効かすつもりで発信をしていました。
ところが、そのターボ領域までペダルを踏み込まずとも、車が前に出ます。

次に、2速・3速とシフトアップしていきます。
流れに乗る様な加速状態において、少ないアクセル開度のまま、3000rpmを目安に
シフトアップを行いますが、十分に前へ進む力を体感できます。
ここでもやはり、ターボの力を借りていません。

3速/3000rpm位で、上り坂に差し掛かり、力不足を余儀なく痛感させられるかと思いきや、
少しだけスロットルを踏み足すと、しっかりとトルク感を感じます。
そのまま、シフトダウンもターボも使わない開度で坂を上りました。
(ここで言う上り坂とは、当社から南へ出て突き当たりを左折した坂です)
(当社付近の立地に詳しい方なら、何となく想像がつくのではないでしょうか)

ターボを使用した場合にすぐに分かる様にする為、ブローオフバルブを装着しました。
これにより、アクセルを放し、「パシュッ」と音がすれば分かりやすいですからね。

なぜ、ここまでターボを使わないという話をするかと言いますと__。
ツインエアーのエンジンは小排気量であり、基本的には非力です。
ターボの力無くしては、パワー感が物足らないものです。
でも、低回転をキープし、ターボを使わずに走行できるとしたら..燃費は確実に伸びますね。

今回の商品開発は、ある意味「ツインエアーエンジンの性能を出し尽くす」と言っても過言では無いかもしれません。

ツインエアーにお乗りの方の多くが、ファミリーユースであったり、トコトコと鼓動を楽しみながら走りたいという
思いが当てはまるのではないでしょうか?速く走る500に乗りたい方は、アバルトを選ばれますので。

使用状況を考慮し「より多くの方が・より乗り易い状況」を、ご用意すべく今後も開発・テストを重ねて行きます。
はっきりと言える事は、3000回転以下に、十分なパワー・トルクが潜んでいた、という事です。

燃費に関しても良いデータが採れていますので、それについては次の機会にでもご紹介したいと思います。