プジョー106S16 販売車両の整備の開始
アルミホイールが蘇りました


当社ストック群の106ベース車両から、お気に入りの1台をお選びいただき、販売車両としての整備を開始しました。イエローの106は元々当社のお客様が乗られていた1台です。過去の整備履歴が明らかで、販売車両としてどこに手を入れれば安心して乗り始められるかが把握しやすい個体です。

整備の開始前に、アルミホイールをリペアに出す所から始めていました。ホイールリペアはお時間を要す為に、その様な段取りとなります。
前オーナーがチョイスしたKOSEI Racingのアルミホイールですが、サーキットでの使用歴と管理上の問題でブレーキダストがこびり付き、洗浄程度の作業ではまるで汚れの落ちない状態になってしまっていました。


ホイールに付着した汚れは、すぐに落とせば綺麗に落ちますが、放置するとこびり付き汚れとなってしまいます。せっかくのホイールもこの状況では残念です。

このホイールを、完全復活させました。表面剥離からの下地処理を行い、粉体塗装にて仕上げてもらいました。

濡れたような艶を放つ、流行りのグロスブラック仕上げです。あのホイールがよくぞここまで!というレベルにまで仕上がっています。

185/55R14 当社で言うところの106サイズのタイヤは、カタログ落ちしたタイヤメーカーが多く悩みの種です。以前はミシュランでの設定があったのですが、残念ながら現在は供給されておらず、フランス車にはフランスメーカーのタイヤを。その思いから、当社では106には定番タイヤとして「Kleber・クレベール」を装着しています。多くの106乗りの方がいらっしゃいますので、在庫量もそこそこ保有しています。


いや、しかしカッコいい仕上がりに大満足です。カラーはグロスブラックをチョイスして大正解でした。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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