ルーテシア3RS ABA-RF4C リフレッシュメンテナンス
ノーマルの良さを活かして徹底整備-1


ルーテシア3RSは、初診点検からのお見積り~打ち合わせ~今回のお預かりとなりました。ルーテシア3RSにお乗りの方々は、整備・メンテナンスについてとても前向きな方が多いというのが印象的です。もちろん、その他の車種の方もそうなのですが、ルーテシア3RSについては「整備について、お困りの方」が多く存在する様に思えます。精力的に予防整備を含めて施工を任せられるお店が少ないのでしょうか。他県ナンバー率が非常に高い様に思えます。

今回のルーテシア3RS(ABA-RF4C)は走行距離が少なく、グッドコンディションかと思いきや、サスペンションの性能低下が著しかったです。また、距離的にタイミングベルトの交換時期であったり、タイヤコンディションが良く無かったりと、車検整備と合わせて様々な箇所に整備が必要です。純正のフロントダンパーにより、サスペンション性能をリフレッシュするのは楽しみです。

最近はルーテシア3RSのサスペンション変更についてのお問い合わせも増えて来ています。年数と距離を重ね、バージョンアップに期待を膨らませるユーザーさんが多くいらっしゃいます。エナペタルさんと連携してのオリジナルサスペンションも高評価を頂いていまして、本日からストリート仕様についての製作打ち合わせがスタートしました。
内容は、前作のサーキット仕様のデータを基に、レート変更・ダンパーのセッティング変更について煮詰めています。サーキット仕様とは言っても、ウチの作るアシは「もう硬くて街中なんて走れない!」という様な仕様ではなく、別にストリートでも全然乗れます。むしろ私自身は好きな感じです。
今回目指すのはあくまで万人受けし、ノーマルの感じが好きではあるけど、車高も下げたいし、引き締めたい!という方に喜んでいただける、納得できる味付けです。

話が脱線しましたが、作業を進めて参ります。作業の量が多いので、作業指示書とは別に大まかな作業内容を羅列しています。只今、非常に入庫台数の多い状態が続いており、色々な車に手を掛けています。全体での作業の流れを把握することも大切ですので、このような識別も行います。

足廻りの同時施工も行いますので、まずは一斉に各部を分解しました。

分解後は、タイミングベルト交換から着手しようと思います。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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