Twingo3(BA-AHB45D7) レデューサの開発
B4D エンジン用クワッドリードレデューサ


お客様より、リクエストを頂きましたのでこの度「ルノートゥィンゴ3 型式:7BA-AHB45D エンジン:B4D」用のレデューサを検証・取付させて頂きました。
今までは3気筒ターボ 「H4B」 用に社内取付のみの設定ですが、取付を行っていました。今回は、自然吸気エンジンです。エンジンルームのブローバイ配管を確認すると、ターボの様に複雑かつ狭小スペースでの作業を強いられない構造でした。

こちらが B4D のエンジンルームレイアウトです。先日V-UP16の取付をご紹介した車輌です。ブローバイガスの取り出し口は基本的にはターボと同じです。還元箇所が目視確認し易く、PCVの配管も作業性が良さそうな見た目でした。

初の試み、こんな感じに取付を行いました。

カムカバーから排出されるブローバイガスを、90°ニップルにより角度を変え、レデューサ内部に導きます。

デフロスター配管はご覧の様な処理で、レデューサケース内の結露・油分を還元します。

と、一通りの取付を終え、乗りたい気持ちを抑えて他の作業に移っていたところ、先に試運転を行ってくれたのはボスでした。
帰ってきての第一声は「NAトゥィンゴ軽快感あって凄く良い!」との事。「V-UP16もレデューサも良く効いている」とのコメントをもらいました。
一段落してから、試運転を行うと「確かに良いです。スムーズでしかも分厚い走りになっています」いやいや~、効くだろうなとは思っていましたが、想像以上に良いですよ!

こんな感じで、社内で変化についての情報を共有しています。自分達が良いと思わない物は、お客様にもお勧めしません。
やっぱりクルマって愉しいですね。

Written by Hashimoto

関連記事