MGミジェットの整備が進行中です


英国車 MG ミジェットは、各部のメンテナンスの為ご入庫です。英国車?珍しいね。と聞こえてきそうです。アルファ156JTSにお乗りのお客様のセンカンドカーです。昔は英国車の多いお店でしたが、方向性を変え今に至ります。ですのでこの手のクルマの整備はお手の物です。

リフトアップし、点検を進めているとリヤブレーキドラムからディファレンシャルオイルが滴っている事が発覚。
当たり前の様に起きる事例です。

リヤデフの納まるホーシングにはデフオイルが満たされていて、そのオイルでリヤのハブベアリングを潤滑しています。こういう構造が懐古的ですわね。そりゃオイルも漏れてきます。でも、だからベアリングは意外と長持ちするという意見も納得。
プロペラシャフトを外して、ガスケットとシールリングの交換を行います。

数年後にはまた漏れ始めますが、その時は再施工ですね。
この症状が酷くなると、リヤブレーキライニングがデフオイルでヒタヒタになり、減っていないライニングであれども交換を余儀なくされます。今回はそうなる前に気付けましたので良かったです。
旧い車は年間走行距離の多い・少ないに関わらず悪くなる所多いですからね。要注意です。
Written by Hashimoto

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