10年経過の樹脂・ゴム部品は要注意


どんな車にも言える事ですが、10年を経過した「樹脂パーツ・ラバーパーツ」は点検の際に注意深く確認する必要があります。
2010年前後から生産されている車の場合は、その関連部品の耐久性が2000年付近の車と比べても耐久性に劣る場合が多いです。

画像は、フィアット500 1.4 のブローバイホースです。ブローバイガスを通過させるという用途からゴムの耐久性は更に過酷な環境となる為に硬化する事が多いです。
エアクリーナ廻りを分解する際に、ポキッと折れることが続出しています。
これは、1.2Lのエンジンについても同様の事が言えます。
ブローバイガスをエアクリーナダクトに還元しているのですが、合わせてPCVラインのホースも一体となるため、2次エアーの混入になり、空燃費はが変化します。

エンジン・カムシャフトカバーからエアダクト+インテークマニホールドからホースと3つ又となるホースです。


点検する車輌の殆どが同様になっている為、これからの交換頻度は増えてきそうです。
同じホースでの交換で、現状復帰も良いですがこのライン取り付ける部品と言えば「レデューサ」ですのでこの様な機会にバージョンアップを計るのも面白いですね。
Written by Hashimoto

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