MCBの体感まであと一歩!
ルーテシア&クリオ スペシャルフィッティングMCB

 

コンセプトは、10年以上経過が経過したルーテシア3RSをパリッと仕上げると、どれだけ魅力が引き立ち楽しい車になるか。
それを同型車にお乗りのお客様に知って頂きたい。これから購入を検討される方に、魅力をお伝えしたい。
そんな思いを形にすべく、やり過ぎず・尖り過ぎない優等生な1台を作成する事。

昨年の11月に計画始動し、その後は大型連休の度に何かしらのアクションを起こし、ここまで来ました!

最大のトライアルは、皆様注目のMCB(モーションコントロールビーム)のセットアップ。
贅の限りを尽くした匠によるワンオフブラケットが織りなす、技術の集合体。
強度と効率を最大限に高めたブラケットにより、MCBの性能を余すことなく発揮できる効果を残せました。

フロントセクションの進行については、以前にお届けした通り完成済み。
残すはリヤセクションのブラケット作成と、各部の組み付け・外装の化粧直し・そして車検取得です。
フロントセクションは、スペース都合上アルミパイプ融合による構造を採用。これにより必然とコストアップは必至でした。
リヤセクションについては、シンプルな構成での設計が可能でした。

スチール素材のカット・溶接によりモノコックを左右から繋ぐ設計にしています。

リヤバンパーの内部に据え置くことは、ホースメントの切り取り加工が必要となる為に、フレームの強度を活かす左右方向への配置としています。

未だ未施工であった課題点。フロントのMCB付近の付属品の加工も完了。
樹脂カバー類の逃がし加工は必須でしたので、現物合わせで加工を完了しました。

ホースメントの取付も終え、各部に干渉が無い事も確認済み。
純正のホースメント本体は固定強度がとても弱い事も分かりました。長いボルトで凝結するのみの構造。この中にカラーでも入ればまだ良いのでしょうが
ボディ補強材としての効果がこれでは望めません。前方衝突時に、保護するという意味では役目十分だとは思います。

この後、フロントバンパー&リヤディフューザの取付を行い、車検取得を行います。

足周りのセットアップは既に完了済み。
ノーマルの良さを引き出す優等生なデモカーの始動に期待です!
Written by Hashimoto

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