アバルト695 エアコン作動時の異音修理


リセットメンテナンスを進行中のアバルト695は、タイミングベルトの交換作業を行っています。
ウォータポンプフランジを清掃・スタッドボルトの取付~ポンプの取付と進めていきます。

エアコン・コンプレッサをONにすると、車体に響く「コンコン」という太鼓を規則正しく叩く様な音。
コンプレッサ本体の不具合と特定し、本体の交換を行いました。
走行距離の少ない車なのですが、距離が少ない=全ての状態が良い とは限らない一例です。

交換前に、コンプレッサオイルのレベルチェック・オイル交換を行い、多少の改善が望めないかを確認しますが、その期待は叶わず交換へと相成ります。

コンプレッサがONの状態での異音発生ですので、クランク軸に以上が起きているという事になります。

コンプレッサのメカニズムは、ベルト駆動用のプーリーとクランク軸は分離しており、マグネットクラッチへの通電によりこれらが凝結し駆動します。

エンジンマウントの交換を行い、各部の組上げを行います。

引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto

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