デルタのリヤキャリパメンテナンス着工


車検整備でのお預かりをさせて頂いている デルタ16V は、リヤキャリパのダストブーツの劣化を見つけました。
ブレーキパッドの残量もとても少なくなっていて、急遽ブレーキメンテナンスを施工させて頂く流れとなりました。

ブレーキキャリパー回り一式の取外しからスタートします。

パーツの左右混在を防ぐために、分解・清掃の前に識別をマーキング。

ダストブーツにダメージを負っていた事もあり、ピストン及びシリンダに損傷が無いかを確認。
損傷はありませんが、過去にOEMキャリパに片側のみ交換していまして、純正とOEMの内部の仕上げの違いが歴然である事が分かります。

↑OEMキャリパーのシリンダ内部
純正キャリパーのシリンダ内部↓

パーツの洗浄を行い、シールキットの組み換え・パッド交換・ディスクロータの化粧直しと続いていきます。


年数を経た部品は、メンテナンスにより復活します。
ただしそれは部品の入手が出来ればの話。この先、残すべき車のメンテナンスパーツが末永く供給されることを切に願います。
Written by Hashimoto

関連記事