ルーテシア3RS サスペンションチューニング
ピロアッパーとスプリング変更


ルーテシア3RSのサスペンションの味付け変更を始めました。
今回の施工内容は
現在装着中の KW Ver.3 をより良い状態にすべく各部の変更を行います。

*現状のセッティングデータ検証
*現在のサスペンションの特性点検(SDLテストによる)
*スプリングレートの変更
*アッパーマウントの交換
*ピロアッパーマウントの装着
新製品リジッドメンバーの取付
以上がフロントの変更内容です。
先ずは部品の揃ったフロント側より着手します。

フロントスプリングは35mmのテンションをかけて組み付けていました。
テンションをかけすぎたスプリングは、レートへの影響はありませんが実際のレートよりも乗り味の印象が硬く感じる事が多いです。
つっぱた印象と言うのが正しい表現ですかね。

ここを適正化する為にスプリングレートを変更します。
取り外したスプリングを確認すると、一部に線間密着した跡も確認できます。フロント軸重に対してレートが不足していることを意味します。


アッパーマウントも、すでに破断した状態になっていました。

サスペンションを固めれば固めるほど、ストロークを減らせば減らすほど、純正マウントへの負担は大きくなります。
ですので、スポーティな味付けを好まれる方にはアッパーマウントは純正ではなくピロアッパーマウント化をお勧めします。
皆さんが懸念されるほど、ピロアッパーマウントは硬くなりません。

用意した部品と、既存部品を並べてみました。
スプリングは、巻き数も太さも異なりしっかり頼りになりそうな見た目です。
スプリングブランドはHALをチョイスしています。

リジッドメンバーの組み付けも行いながら仕上げて行きます。

Written by Hashimoto

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