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工場通信

ムルティプラ・リフレッシュ Part.1「始まりました」

ムルティプラマニアとも呼べるお客様より、多大な作業のご依頼を頂きました。
今回当社で各部の整備を行うムルティプラは、旧顔ムルティプラ 走行距離は10万キロ
新車の頃からお乗りの車輌です。
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当時、街中で擦れ違ったムルティプラに強烈なインパクトを受け、その車が何なのかを調べる事を
皮切りにムルティプラを購入するに至ったというエピソードの持ち主が現オーナー(ご依頼主)です。
ここまでは、あ~なるほど。と理解・納得ができるのに対して、現在は旧ムルと新ムルの2台を所有するという、
一風変わった特性も兼ね備えているのは、誰もが理解・納得する話では無いですね。

新車からの愛着と、愛してやまない旧顔ムルティプラを今回は各部においてリフレッシュする事となりました。
やるなら徹底的に、そして新車以上に!という思いが打ち合わせの中で力強く伝わってきます。

お預り開始から随分と時間が経過していますが、ようやく作業に着手できましたので数回に分けてレポートをお届けします。

入庫の際にまず度肝を抜かれたのは、この内装。
当社での分解では無く、お客様自身が分解をされ、持ち込まれました。
見事な分解作業だと、スタッフ一同唖然...。
まるでレースカー製作でもするかの様なこの光景は、内装類を全てリフレッシュ中との事です。
ここまで気持ちよく分解されていると、整備性も良さそうですので嬉しいです。
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内装パーツの中で唯一まともに装着されているのは、運転席側のシートのみ!
そこまで外したら乗って来れないですからね。
運転席も持って帰っていい?と聞かれなくてホッとしました。試運転できませんから。

冷間時のエンジン不調を感じた為、作業前にBOSCHテスタによりエラー入力をチェックします。
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点火系統に不具合を抱えていそうなエラーですね。
先に不調を治すという意味ではなく、作業前にエラーをチェックする事に意味があります。
作業を終えてからのチェックでは、作業中に誤作動で入力されるエラーもあるため、それとの混乱を避けることができます。

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仮保管庫として、使用部品を車内に入れています。かなりの物量です。

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内装が分解済みのため、ムルティプラの鬼門「燃料ポンプ」の交換が実にラクに行えました。
ポンプの交換の為には、後部の内装部品を殆んど撤去する必要があるのです。
57000キロ程で、突然死し、一度交換済みとの事でした。
今回のリフレッシュにあたり、もう一度交換をする事になりました。
安心を手に入れる予防整備のひとつですね。
ポンプ突然死=エンジン不始動 ですからそりゃ困ります。

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いきなりですが、フロントバンパーを取り外します。
後日、リヤバンパーも取り外します。
別に塗装をする予定はありません。
なぜバンパーを外すのか?後半で改めて取り上げます。

本日は、この後ひたすら分解作業を行っています。
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下から。
バラバラです。
続きは後日。Part.2へ。