ルーテシア3RS よくあるオイル漏れ修理
MSAの取り付けも行いました


冷却系統の作業を進めていた ルーテシア3RS ゴルディーニは、カムカバー上部で微量なオイルの滲みがありました。
よくある箇所ですが、VVTソレノイド(可変バルブタイミング機構)の取り付け部のシール交換です。
ガスケットと言うよりは、摺動部に使われている リップシールの様な構造です。ドバドバと漏れる事は有りませんが、イグニッションコイルの側にオイルが垂れていくので早めに対処したいポイントです。

ついでに、と言いますか別の作業ですが「MSA マルチスパークアンプ」も取り付けのご依頼を頂いていました。
前回のお預かりの際には、V-UP16を取り付けさせて頂いておりまして、その効果にご納得され次の一手としてMSAを取り付けます。


4気筒・独立コイルの装着されたルノーツインカムは、F4系もK4Mも配線は独特です。
普通はECUから直接それぞれのコイルに4つの信号を供給していますが、ルノーは並列接続です。初めてV-UPやMSAを取り付ける場合は、どの配線が信号線なのかを理解するのに悩むと思います。電源線は、検電器で判別可能ですが信号線は見付け辛いかもしれません。

順調に作業が進行しています。
最近はとにかく作業量が多く、慌ただしく過ごさせて頂いています。
全ての作業がスムーズに流れるのが理想ですが、うまく行かない時もあります。頑張ります!
Written by Hashimoto

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