素性の良さが結果に出た


セイチェントのメンテナンス企画 第1弾が良い結果を残して完結しました。
基本整備を一式施行し、質感向上のMCBの効果もあり、2代目セイチェントが水を得た魚の如く元気に仕上がりました。

ダイナモテストの結果にも、変化が良く現れています。

(現在、ダイナモ測定は一部の車種に限定して施行しています。車輌近代化が進み、施行の可否があることとダイナモの高年齢化により高出力&素早い出力特性の印字記録が難しくなってきました。)

セイチェントの様に、電子デバイス介入が無く、出力特性の穏やかな車輌は施工が可能です。

とても狭いエンジンルームに詰め込まれているパワートレイン。
狭小スペースですが、クワッドリードレデューサの装着も行っています。

カムカバーの上部端に、ブローバイガス排出用の出口があります。

純正はご覧のゴムホース(経年劣化で樹脂化しています)で接続されています。

直ぐ側にはクーラントタンク・バッテリ・スロットルボディが備わる為、その隙間を縫うようにレデューサをセットします。

イタリア車は人を楽しませる事を念頭に造られているとつくずく思います。
5感に響く車とでもいいましょうか。走らせるのがとても楽しくなる、ワクワクする要素が多いです。
フランス車も楽しいのですが、また違う良さを感じます。

今回のセイチェントは、イタリアンピッコロカーの命でもある、エンジンの性格が入庫時と比較すると、様変わりする結果を残せました。

加速するつもり無くとも、気付けば回って速度が乗る。軽快にグイグイ回ろうとするエンジンに仕上がっています。
ペダルを踏み込めば、元気有り余る犬を散歩させるかの如く、前のめりに突き進む・グングンと引っ張られる印象を得ました。

何が効いた、というピンポイントの結果では無く、トータルメンテナンスが効いたと言えます。
その結果の裏には、何より大切な素性の良さ・ベースの良さがある事は間違いありません。

次なる企画は、既に進行中であり、更なるバージョンアップを煮詰めて行きます。
お楽しみに。
Written by Hashimoto

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