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工場通信

シトロエンDS3の整備を始めました。(軽量フライホイール) Part2

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各部の分解を終え、部品の洗浄までを終えたのが前回までのシトロエンDS3の整備を始めました。Part.1でした。
続いてはレッドポイント謹製の軽量フライホイールの組付けを行っていきます。

超がつくほど操作力の重たかったクラッチペダルですが、その主な原因はここにあります。

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スリットは残るものの、フェーシングを繋ぐリベットは表に顔を出す寸前でした。クラッチディスクの消耗による薄さは、ペダルの重さに直結します。
なのですが、意外にも毎日乗っていると気付きにくい事ですので、ご自身のお車のペダルが重たいのかどうか?疑問に感じた際はご相談くださいね。

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ほとんどの1.6ターボエンジン搭載の車両には、デュアルマスフライホイールが装着されています。
今回のフライホイールは、いつものようにガタガタ・グラグラの状態では無く、この先も使用できそうなコンディションでした。
ですが、いつまで持つかという問題と、フライホイール交換によるメリットに魅力を感じていただき、交換を行います。

フライホイールについては、以前のメガーヌRSの記事の際に説明を盛り込んでいますのでそちらもご覧ください。

っと、その前に。クランクエンドのシールを交換します。
僅かにですが、オイル滲みを確認できましたので、今回の作業に併せて交換が出来てよかったです。
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シトロエン・プジョー ターボエンジンフライホイールには2種類が設定されています。大きく分けると200馬力以上モデルか、それ以外か。に分けられるのですがDS3の場合は200馬力でなくとも、200馬力用が用いられている場合もあります。正確な識別には車台番号での識別が必要になります。

今回は、初期モデルです。重量がどんな感じかと言いますと。
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純正のデュアルマスフライホイール:12.2キロ

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当社オリジナルの軽量フライホイール:5.25キロ

フライホイール単体での重量差は約7キロ!

でも、装着するクラッチメカニズムが異なるためこの差は詰まります。
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デュアルマス+純正クラッチ=16.75キロ

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軽量フライホイール+キット品のダンパー機構付きクラッチメカニズム=11.6キロ

約5キロの軽量という事になります。なんだか7キロ差が5キロ差になると残念な気もしますが、ベストバランスですのでご安心ください。

十分すぎるくらいに変化を体感して頂けます!

なんだ~もっと早く換えておけばよかった!っと思って頂ける位の満足感を味わって頂けますよ。

その他の消耗品の組み替えも行っていきます。
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レリーズシリンダ+ベアリングのユニット、そこに接続するパイプジョイント(油圧を伝える大切なコネクタです)。
今じゃなきゃ交換の出来ない部分です。

デフシールも交換します。
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楽しい車に仕上がりますよ!

Written by Hashimoto